【特長】
・廃棄となるマッチの軸木(ポプラ)と竹のおが粉を使用した、環境に優しい着火剤
・着火しやすく、火が安定、燃焼時間が長い(約15分~18分)
・たいまつの原理を応用した半球状の形状(※)により、炎が大きく上に上がりやすい
・キャンドル製造技術を応用した、燃焼時間が長くなる設計
・アルコールフリー、ガソリンフリーで自然発火をしない安全性の高さを追求
・マイルドな木と竹の香り
・軽量でコンパクトなため持ち運びに便利
※意匠登録出願中
【こだわりの技術】
マッチ玉が着火しやすい秘訣は、表面にひげのように細かく生えている「竹の削り粉」です。このとげとげとした削り粉の部分は大変燃えやすい性質を持っており、マッチやキャンドルに火をつけるときに軸や芯の部分に火をつけるようなイメージで、最初にこの部分に火をつけることで、途中で火が消えることなく着火剤の本体部分にスムーズに燃え移る構造となっています。また、本体は竹のおが粉と、同じく燃えやすいマッチの軸木(ポプラ)を、キャンドルの原料となるパラフィンワックスに浸して気泡を抜いて作られており、一度着火したら途中で火が消えることなくしっかりと燃え続けます。
また、マッチ玉は一度火が付くと炎が上に大きく上がりますが、それはたいまつの原理を応用しています。半球状の形状の上面部分を平らにすることで、火が着火する面積が大きくなり、しっかりと上に火があがる仕組みです。また、燃焼時間を長くするため、キャンドル製造技術を応用し、パラフィンワックスの含侵量と、火種となる竹のおが粉とマッチの軸木のサイズや量、配合比率を調整することにより実現しました。火を扱う企業として、安全性を追求、アルコールやガソリンは不使用で、マッチやキャンドルと同様に自然発火をすることはありません。
【開発背景】
神戸マッチは、長年培ってきた技術と新しい感性でチャレンジを続けています。このたび同じ志をもつキャンドルメーカー、東洋工業と新しい価値の創造を目指して共同開発しました。当社が提案するのは、火から遠ざかった現代生活での「火のある暮らし」。昔から焚火をすると会話が弾むと言われてきました。また、火を囲う暮らしは、人に豊かさを与えてくれます。「マッチで火を灯す行為」から生まれる、シュッと擦る音、小さく燃え上がる火の色、指に伝わる熱、鼻をくすぐる匂い。こうした根源的な力をもつ心地よい五感刺激を文化として語り継いでいくために、新商品は生まれました。
また、常日頃、マッチ工場から出る廃材の有効的な使い道はないかと考えており、今回は本来ならば捨てられてしまう製造工程で生まれる廃材である、双方の工場で出る軸木や竹のおが粉を使用し、環境に優しいサステナブルな商品づくりを行いました。職人による熟練の技を集結させて生み出した「マッチ玉」は、一つずつ手仕事で作られています。アップサイクルなものづくりを通じて、火の文化を未来へと繋げてまいります。
◆お取扱店さま◆ ※在庫状況につきましては、直接店舗様にご確認下さい。
【兵庫県】
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〒655-0881
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【愛知県】
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【群馬県】
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